FIREに向く人と向かない人
「約7割がFIREしたい」とFIREブームは続いているという前置きをしつつ、実際にFIREした人の中ではうまくいってる人と失敗して再就職した人がいて、その失敗を経験した人にフォーカスをあてた番組です。
FIREブームが一巡してから増えている、逆張りというか懐疑的な観点の作りですね。
番組に登場した一人目・カイトさんは、資産が減少する不安に耐えられず再就職したそうで。
資産が増えている時はいいけれど、どこかで減る局面も来るのでその時に不安に駆られると大変ですねぇ。
やりたい仕事をやって楽しく生きればそれがFIRE
もう一人のあんぱんさんは暇な時間が耐えられず再就職後に東京に引っ越しして再度FIREということでした。
「今はスケジュールが詰まってる」と言ってましたが、スケジュールを詰めないと不安になってる感が若干ありました。
楽しいこと・やりたいことがいっぱいあって、それで毎日あっという間に時間が過ぎていくという感じではないんですよねぇ…
スタジオでは「やりたいこと・やりたい仕事をやって楽しく生きていれば、それがFIREじゃないの?」などと言ってましたが、FIREの定義はともかくそれが幸せなのは間違いない。
ただ芸能人などと較べるとそれができる人は少なく、仕事が辛いのでFIREに憧れるという流れなんですけどね。
このあたりの価値観が違うため、話がすれ違いになるのはしょうがないかな。
「FIREした人の平均資産は3000万円」
あんぱんさんによると、FIREオフ会の参加者を見ると「FIREした人の平均資産は3000万円」だそうで。
もっとお金持ってる人はFIREオフ会には来ないだけかな?
リーンFIREや節約FIREでいいから、とにかく今の(辛い)仕事を辞めたくてFIREした人が多いのかも。私もその部類ですけれど。
スタジオでは「もっといい生活したくならないの?」という声が出ていましたが、それも価値観の違いでしかないですね。
悠々自適で贅沢ができるFIREをできるならともかく、節約を強いられるFIREはちょっと…という人は多いでしょうけど。
他人から幸せに見られることに重きを置いたら幸せになるのが大変になります。
自分が幸せと思えるならそれでいいと思うんですがねぇ。