「五つの欲求を叶える」終活
「終活」をするのは死ぬことを考えることだから、縁起が悪いという人は少なくなったと思います。
ただ遺族が困らないように死後の意向や情報をまとめておくだけでなく、五つの欲求を叶えることで充実した人生を送る終活になると。
自分の人生を見つめ直す機会にするということですかね。
承認欲求をこじらせたら大変
その五つの欲求のうち、「人から認められたい(承認欲求)」はわかりますが、こじらせると周りの人が迷惑になりやしないかと。
「人から認められた」という思い出を大切にして、自分の心の中で消化するならいいんです。
死ぬ間際まで「人から認められたい」と、自分の過去の栄光の話(武勇伝)を語ってしまうと迷惑です。実際に語ってしまう人は少なくないわけで。
家族(子や孫)が聞いてあげるくらいなら迷惑も少なくていいかな?
承認欲求はこじらせないようにほどほどがいいですね。
それで家族とのコミュニケーションがうまくできると「絆を感じたい」にも繋がりますし、逆に周りから孤立するリスクもありますから。
「死ぬまでにしたいことリスト」でやりたいことをする
「やりたいことを全部やりきりたい」は、いわゆる「死ぬまでにしたいことリスト」を作ってみるのが定番でしょう。
終活を考えるようになってからリストを作るのではなく、若いうちから作りつつ、したいことができたり気持ちが変わったら変更していってもいい。
そのリストを達成するごとに「生きててよかったを味わいたい」に繋がりますし。
私も若い頃に考えていたしたいことを思い出してリスト化しつつ、この先に向けてのリストを考え中です。
心配事はなくならない
最後の「心配事をなくしたい」は、減らすことはできてもゼロにはならないのが現実でしょう。
老後の三大不安「お金・健康・孤独」のうち、健康の衰えは必ず出てくるものだし、お金もよほどの金額を持ってない限りは不安ゼロとはいきません。
むしろ楽観的なメンタリティになる方が幸せに生きられそうです。