タイの僧侶に「悟りとは?」と聞いたら
タイの僧侶に「悟りとは?」と聞いたら「『今ちょうどいい』と思えること」と言われた。先のことばかり考えて焦っていたけど目の前のコーヒーが美味しい、それでいいんだと思えた。 pic.twitter.com/qkHLoEBDFI
— かど / KAD 世界一周中 (@kad4ani) 2025年2月4日
「悟りとは?」を調べると、(仏教用語では)「真理を知り、迷いの心境に至ること」などと出てきて、そこに至る道程が長く大変なものだと感じます。
一方、一般に使う言葉としては「物事を受け入れて、ある種のあきらめの境地に至ること」と説明されることもあり、タイの僧侶は一般の人にわかりやすく説明してくれたのだと思います。
「『今ちょうどいい』と思えること」は、「足るを知る」と同じ意味でもあり、とてもわかりやすい表現だと感じました。
「今ちょうどいい」と思えないのが中年の危機
「今ちょうどいい」と思うだけなら簡単かというと、そう思えないから苦しむのが「中年の危機(ミッドライフ・クライシス)」です。
現状の自分を受け入れられず、「自分の人生はこれでよかったのか」などと考えてしまう。
さらに、今はちょうどよくても将来への不安も出てくるのが中年期ですからね。
「今ちょうどいい」と思えてるから良しとしつつ
「今ちょうどいい」と思えていても、将来への不安から無理をしてその状態を崩してしまってはもったいない。
「今ちょうどいい」状況を良しとして、それを続けていくことも簡単ではありません。中年期以降は健康が落ちていきますから。
私は「今ちょうどいい」と思えてる現状を良しとしつつ、この状況が続くことをありがたいことだと受け止めたいです。
健康不安やインフレ不安など、この先の不安はいっぱいですけどね…