貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「死ぬ前が一番お金持ち」になるのは「救国貯蓄運動」のせい?

楽しくお金を使えないのは日本の教育のせい?

president.jp

70代からはお金とどう向き合えばいいか。経済ジャーナリストの荻原博子さんは「頑張って稼いだお金なのに、高齢になっても楽しく使うことができない人が多い。とくに団塊の世代は、これ以上欲を出して投資で儲けようと思わないほうが、心豊かに暮らせるだろう」という――。

昭和世代はお金を使って楽しむことが苦手な人が多い」とも言っていた荻原博子氏ですが、同じ文脈の話ですね。

そして団塊の世代が貯め込んだお金を使えない理由として、戦後の「貯蓄教育」を挙げています。

政府が通貨安定とインフレ抑制のために行った「救国貯蓄運動」の一環ですね。

「救国貯蓄運動」と「こども銀行」

救国貯蓄運動」については、私は11年前にその存在を知って記事に書いていました。

blog.livedoor.jp

救国貯蓄運動」が「日本人は貯蓄好き」と言われるほどにしたのは事実だと思います。

一方、「こども銀行」については知りませんでしたが、かなり徹底していた様子ですね。

www.pref-lib.niigata.niigata.jp

ピークは昭和30年と書かれていますから、団塊の世代の世代が小学生だった頃。まさにそのど真ん中だったわけですか。

最近始まった金融教育でも取り入れていいくらい本格的にやっていたようでビックリです。

これ以上資産を増やそうとしなくても…

かつての「救国貯蓄運動」のように、今は政府が音頭を取って「貯蓄から投資へ」を勧め、さらに老後不安を煽っているような状況です。

団塊の世代は根っからの貯蓄好きなのではなく、政府・メディア・世間などに流されやすいだけで、今は「投資しなくては」と考えてしまうのかもしれません。

でも団塊の世代は既に後期高齢者世代に突入していますから、今から投資を始めて資産を増やそうなどと考えない方が心豊かに暮らせるでしょうね。

まだ間に合う30代からの貯金改革