ごはんとパン、どっちがお得?
ごはんとパンのどちらが節約効果は高いかは、それぞれの種類や物価によるため、一概にはいえません。ここからはごはんとパンの価格推移と、1食分の費用を見てみましょう。
2023年の三菱総研の価格調査においては、ごはんとパンの価格はほぼ同じという結果だったそうですが、2024年の夏以降は米の価格が高騰したためかなりの差がついているようです。
ごはんは茶わん1杯(150g)分が約54円、パンは6枚切り1枚(約60g)が約31円とのこと。
この量ではパン1枚じゃ物足りないんじゃないか…と思ってしまいますが、それでも米の価格の高騰で高くなったのがよくわかります。
食パンに関しては、安い商品なら90円くらいからあります。これなら6枚切りの1枚あたりは15円程度ですから、明らかな差ですね。
麺類を忘れてはいけない
日々の食事のレパートリーを考えたら、食パンよりは麺類の方が使いやすいかと思います。
うどん(ゆでor冷凍)なら1食(200g)あたり約25円~100円くらい、パスタ(乾麺)なら1食(100g)あたり約25円~でしょうか。
どちらも最安値は業務スーパーを参考にさせてもらいました。
麺類も安く買えるのであれば、ごはんよりもかなり安くなっています。
米の価格がこのまま続くとすれば、日本人のコメ離れが進むのは間違いなさそうですね。
どれがお得かなんて野暮
ただ、タイトルのように「どっちがお得?」というのは野暮です。
1食あたりで何が安いかは金額で出せますが、同じものではないので得かどうかは話が別。
これが同じかほぼ同等ものをどこで買うのかの比較であれば、「どっちがお得?」でいいのですが。
基本的には「食べたいものを食べる」ことが得になりますし、米・パン・麺類の全てにおいて、どの銘柄・商品を選ぶかでも得られる体験・満足感は変わってきます。
自分の舌とも相談しながら、コスパのいい選択ができればいいですね。