「ミディアリスト」のちょうどいい暮らし
『サンキュ! 2025年 05・06月合併号』の特集の一つ「“ミディアリスト”のちょうどいい暮らし」というのが気になりました。
ミニマムを求めるではなく、かといってマキシマムなほどモノを持ちすぎない、その中間のミディアムで暮らすという意味のようですね。
でもミディアムと言っても人によって幅があるので、かなり曖昧に感じます。
「ミニマリスト」というとかなり極端にモノを減らした特殊な生活のイメージがついているため、ほどほどのところが一番注目を集めていいのでしょう。
「シンプルライフ」が近い存在になると思いますが、ミニマリストとの比較で言えば「ミディアリスト」がわかりやすいのは間違いないですね。
コロナ禍や米不足ではミニマリストも備蓄が必要になる
一方、コロナ禍においてはマスクやトイレットペーパーが一時的に品不足に陥ったり、最近では米不足で店頭から消えた時期がありました。
こういう時にはほぼ備蓄を持たなかったガチなミニマリストでさえ、多少の備蓄を持たざるを得なくなったようです。
極端過ぎるミニマムライフは難しくなり、多少は緩めて「ミディアリスト」に近づいた人がいそうですね。
逆にモノが多くて手放したかった人にとっても、ミニマリストになるは無理だけどミディアリストなら、と目標にしやすい存在になるはず。
「ちょうどいい暮らし」がちょうどいい
自分にとってちょうどいい・心地よい・暮らしやすいと感じられればいいわけで、「ミディアリストはこうあるべし」というのがなく曖昧であった方が楽です。
もちろん、持ち物がどこにあるかなどちゃんと管理できていて、散らかっていないのは最低条件になるでしょうけど。
モノを持ちすぎてない人であれば難しくなくできる範囲の「ちょうどいい暮らし」を目指すことなので、多くの人にとってちょうどいい概念かなと思います。
にほんブログ村の「ミニマリスト」は人気カテゴリーの一つとなっていますが、そのうち「ミディアリスト」も出来て人気カテゴリーになるかもしれません。