「老後が心配でお金をケチる」のは人生を楽しめない?
「人生を楽しめず損している気がするけど、思いきれずケチってしまいます。」という40代女性の相談に対し、つい浪費しちゃう人も悩みがあるもので、「堅実さは長所」だと回答されています。
極端なケチ・倹約家も、極端な浪費家も、どちらもよくないので、人生を楽しめていないと感じているなら、少しだけでも財布の紐を緩めてもいいのかと。
それができなくなっているから悩みなのでしょうけどね。私もケチってしまいがちの人間なので理解します。
人生は二択
X(旧Twitter)の立ち飲み屋のおじさんシリーズの中で、「人生はずっと今を楽しむか未来を楽しむかの二択」という言葉がありました。
立ち飲み屋のおじさんが言う
— おたみ (@otamiotanomi) 2025年3月4日
人生は二択 pic.twitter.com/aQcRjJcuzo
何かをする時、特に趣味・娯楽などの消費にお金を使う時には常にこの二択を迫られていると言っても過言ではないでしょう。
ここで言う「未来」は、近い未来もあれば遠い未来(老後)もあります。
今楽しむのを我慢して未来に楽しもうと思っても、未来に楽しめる保証がない一方、今を楽しんでしまったら、未来は我慢の日々になる可能性もあり…
などと考えすぎてしまうと、何も楽しめなくなってしまいそうですね。
ケチが板につきすぎてしまったら
しかしながら、ケチが板につきすぎてしまい、お金を払うこと全てを楽しめなくなってしまったら大変かもしれません。
それで資産が増えていくことが楽しい・資産額を見ているだけで幸せ、というならそれもまた良い人生でしょう。
死ぬ時に資産の最高額を達成できているなら、最高の状態で死んでいけるということ。
そうではなく、使いたいけど使うことに抵抗感があるというなら、やはり少しづつ慣らしていった方がいいのでは。
子育てが終わった50代や60代前半の人は、老後の年金生活に向けてダウンサイジングが必要だ、という話がありましたが、極端な倹約家は逆に老後を楽しむための消費指向が必要かな。
派手な浪費をしろというのではなく、自分にとって抵抗のない範囲で楽しめる消費を見つけられればいいですね。