貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

70歳になったときの預貯金額は1000万円以下を覚悟してる

20代男性の50%が「貯蓄上手だと思う」

www.bank-daiwa.co.jp

・貯蓄に関する自己評価 「貯蓄上手だと思う」41%、20代男性では50%が貯蓄上手と自負
・預貯金を増やすために頑張っているのは「収入アップより、支出のカット」74%
・これから頑張りたいのはどっち? 「預貯金を増やすこと」67%、「投資で資産を増やすこと」33%
・自分は太っ腹?ケチ? 「太っ腹だと思う」32%、「ケチだと思う」68%

ネットでは「貯金できる人の習慣」の類の記事が溢れていますが、今の若い人はそんなもの読まなくてもしっかり貯金している人が多いんでしょうね。

生まれた時からデフレのいわゆる「さとり世代」にあたりますから、とても堅実な金銭感覚を持っているのかも。

70歳時点の預貯金の目標額は2000万円前後

70歳になったときに到達していたい預貯金 (外貨預金、タンス預金含む) の目標額」について聞いていますが、私には違和感を感じました。

まるで70歳まで預貯金を増やし続けなければいけないかのような質問だからです。

今の50代、60代だと年金を貰い始める65歳時点までは増やし続けるとしても、そこからは減っていくことを覚悟するんじゃないのかと。

20代、30代だと「将来の年金受給開始は70歳になってるかも…」と考えるので違和感がないかもしれませんが。

なお、私は70歳時点で預貯金が1000万円以下になっている状況は覚悟しています。

70歳まで働いて預貯金を増やすべき?

今年もらったねんきん定期便には、年金受給開始時期を70歳まで遅らせれば、最大42%増になりますよ、という図がありました。

ねんきん定期便

国民年金(基礎年金)だけじゃ生活できない!」がそのまま「死ぬまで働くしかない」という思考に繋がりがちなので、対応策の一つとして周知したいのでしょうね。

このあたりは投資をさせたいFPは一切教えずに「老後資金が足らなくなる!」と煽るのも一因ですけど。

年金受給開始時期を遅らせる場合は、65歳以降も働くか貯金を取り崩してしのいで、年金受取額を増やした分、それ以降の取り崩し額を減らすことができます。

年金受取額が毎月の支出を超えるくらいまで増やせれば、毎月貯金が減っていく心配がなくなりますしね。

その場合も、税金や健康保険料が増えるラインに注意しないといけませんが。

貯金1000万円以下でも老後は暮らせる!