貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

年金破綻はありえないが「十分な年金給付を行えなくなる可能性があります」

「働く日本人の恐しい老後」

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「下流老人」「老後破産」…なんとも辛い言葉が多くなった昨今。老後に必要なお金、貯められていますか? 厚生労働省『令和元年 厚生年金保険・国民年金事業の概況』などをもとに、働く日本人のお金事情について見ていきます。

老後不安の最大の原因は、「将来、年金が破綻する」というもの。

国民年金の納付率が7割程度で、以前はもっと低い状況だとよく報じられていました。特に若い人の未納率が低いんですよね。

ただそれは国民年金だけの話で、厚生年金に加入するサラリーマンは問答無用で全員加入&納付ですし、そのサラリーマンの配偶者(第3号被保険者)も同様です。

でも「年金の未納者が3割、年代によっては4割もいる!破綻するだろ!」と受け止める人が一定数いるわけですね。

「十分な年金給付を行えなくなる可能性があります」

厚生労働省が「破綻しない」と言うのは当たり前のこと。ただ少なくとも最低限の生活の糧となる基礎年金は破綻させられない(税金入れてでも維持する)のが現実。

一方、厚生労働省の『いっしょに検証!公的年金』で「十分な年金給付を行えなくなる可能性があります」と書かれている通り、「あてにならない」のもまた事実。

破綻をさせないために、年金受給額(特に報酬比例部分)が減らされたり開始年齢が引き上げられることが予想されます。

今の年齢別の平均年金月額を見ても、年齢が低くなるほど受給額が減っているので、この先の世代も低くなる覚悟が必要です。

老後を生き抜くための選択肢は

老後を生き抜くための選択肢は「老後も働くか」「年金の受給年齢を引き上げるか」の2つしかないのでしょうか?

老後に入っていたらもう選択肢はそれしかないかもしれませんが、現役世代なら「貯蓄・投資」で老後資金を準備するのは選択肢の一つになるでしょう。

幻冬舎ゴールドオンライン』がそっちに話を持っていかないでどうするのかと。

使えるお金を増やすのと同時に、使うお金を減らす「節約生活」にシフトするのも選択肢の一つだと思います。

それらは二者択一や四者択一の選択肢ではなく、自分ができること全てを組み合わせて老後を生き抜くしかないですね。

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