本当に努力せずに人生を少しだけ改善する100の方法
イギリスのガーディアン紙が元日に出した記事『100 ways to slightly improve your life without really trying』の翻訳です。
こういうネタでは昔から言われ続けてきたことが並べられがちですが、スマホに関する項目が結構あることから現代向けにアレンジされているようです。
「散歩はスマホを持たずに行け」「スマホは寝室に持ち込むな」「休日はスマホの電源を切れ」など。
「スマホにツイッターアプリを入れるな」と名指しされたTwitterさんはちょっとかわいそうですね…
週4日勤務を検討せよ
私が最も気になった項目の一つは、「週4日勤務を検討せよ。」です。
「5日目の仕事はどのみちおそろしく課税されがちだから、手取りの5分の1を税で持っていかれるよりはマシだ。」と続いています。
イギリスの所得税については詳しく存じませんが、日本と同様の収入が増えれば税率が上がっていく累進課税だと思います。
1~4日目の仕事で得られる収入に対しての税金と、5日目の仕事で得られる追加の収入に対する税金とでは税率が違うという見方もできると。
収入が減る前提なので贅沢はできなくなり生活は苦しくなるかもですが、休日が増えることで得られるものは大きいと考えるのでしょうか。
「ダウンシフト」はイギリスでも?
いわゆる「ダウンシフト(減速生活)」がイギリスでも広がっているのでしょうか?
イギリスでは収入が変わらないままで週休2日から週休3日へと変える企業も表れ始めています。
一方、過剰な消費のために過剰な労働を繰り返す「労働と消費の悪循環」を断ち切るのが「ダウンシフト」なので、これとはまた別。
週4日労働で収入減になった時に、生活を維持するのは結構な努力が必要になりそうな気がしますけど…