Z世代 ひとり暮らしの生活事情
首都圏在住の独身・ひとり暮らしの18~26歳の男女400人に訊いたアンケートです。
「ネット配信しか見ない」21.8%と「ネット配信動画もテレビ番組も見ない」8.3%を合わせると30%が「テレビ番組を見ない」になっています。
一方で約7割が「映画・音楽のサブスク」を利用していて、ネット配信が軸になっているのがはっきりわかりますね。
NHKの調査では、約半数が「ほぼテレビ見ない」だったので、まだマシな結果かもしれません。
4人に3人は新聞を読まない
一方、紙・電子のどちらとも「新聞を読まない」が74%という結果。
新聞もサブスクの一つですが、流石に4000円もするとひとり暮らしにとっては厳しいですよねぇ。
「映画・音楽のサブスク」に2701円、「ゲームの課金」に7797円で合計1万円も支払っていたらそりゃ新聞にお金を出す余裕はないでしょう。
テレビを見ないのであればテレビ欄も不要だし。新聞に「今日から配信開始される動画」コーナー作ってもいい時代かも。
将来のために勉強するのは当たり前
資格取得や語学習得などの自己啓発をしている人は約6割。
これを「将来への不安?」と書いていますが、Z世代にとって「会社に入れば終身雇用で定年まで安泰」という感覚は持ってないのでしょう。
ずっと同じ仕事ができると思わないのが当たり前の時代です。
これだけテレビや新聞を見ない若者が増えていると、テレビや新聞に関わる人は先行きは明るくはないわけで。
まぁテレビ制作は配信動画制作へ、新聞記者はネットニュース記者になる道があるので先行きが暗くはないですが。
ずっと安定、ずっと右肩上がりは幻想です。
自炊率が75%と高いのは新型コロナの影響もあると思いますが、食費の平均額が22070円なので、将来への不安から堅実な生活を送っているように思えます。