流行語大賞「ブラボーじゃないんですか？」
「新語・流行語大賞」は毎年12月1日に発表されるため、12月にわっと盛り上がって流行った言葉は対象になりにくい。
「ブラボー」は来年の流行語大賞候補に入るのかもしれませんが、流行のスパンが短い今の時代では、みんな忘れてしまうでしょうねぇ。
この問題（？）は、その年のナンバーワンを決めることなのに、発表が12月1日であるため12月を丸々無視している構造にあります。
1年の12分の1が無視されているようなものですよね。他の重大ニュースとかヒット番付だとかとバッティングしないように日付を早めにした結果なのでしょうか。
その中で12月8日発表でありながら、「サッカーW杯日本代表」を滑り込みで大関に入れた「2022年日経MJヒット商品番付」のフットワークの軽さは凄いですね。
決算は締め日が過ぎてから行うもの
12月中に何が起きるかわかりませんから、この種の「総決算」的な話題・イベントは、できるだけ12月の暮れに行うべきでしょう。
今年で言えば安倍元総理の銃撃事件が一番の国内ニュースだったと思いますが、それが12月に起きるかもしれませんから。
そもそもの会計的な「決算」は、締め日が終わってから行うもの。個人事業主であれば1月1日から12月31日までをまとめて翌年3月15日までに申告です。
法人であれば期の最終日から2ヶ月以内に決算申告となります。3月決算会社が多い日本では、5月13日が決算発表のピークになりますね。
だから「2022年の〇〇」だって2023年の1月にやってもいいんです。盛り上がらないからやらないだろうけど。
2022年の漢字はなんだろう？
ちなみに2022年の「今年の漢字」は週明けの12月12日に発表されるそうです。
海外ニュースのトップはウクライナ情勢、国内経済ではそれと円安による物価高騰、国内の事件・事故では安倍元総理の銃撃事件とその派生による旧統一教会問題でしょうか。
それらを一つにまとめて言い表せる漢字は…難しいですねぇ。
いろいろありすぎてもう混沌としているから「混」とかどうですかね。全国旅行支援や外国人観光客受け入れ増で観光地は混雑しはじめてますしね。
