宝くじ当たったおじさん、遂に働く
近所に宝くじ当たったおじさんがいるんだけど、この10年くらい仕事してなくてのんびり遊んでて、まだお金はたくさん残っているものの、あまりに毎日張り合いがないからとついに働くことにしたんだって。あのね、人間って規則正しいのが1番だよ、毎日出勤する場があるのは幸せなの…と本人から聞いた
— じろまるいずみ「餃子のおんがえし」(晶文社)発売中🥟 (@jiromal) 2024年8月22日
さしずめ「宝くじFIREおじさん」による「FIRE卒業」ですかね。10年前にFIREという言葉は広まってなかったですが。
でも近所の人に「宝くじ当たったから無職でブラブラしてる」なんて言っちゃったら危ないだろう、などと心配してしまいます。(フィクションかも?)
10年も働かず遊んでいて、ちゃんと働けるのかという心配もありますね。
『【その日】から読む本』に書かれていること
宝くじの高額当選者に配布される『【その日】から読む本』には、当選したことを誰に知らせるかをよく考えることや、仕事は辞めないようにすることが書かれているそうです。
「規則正しいのが1番」や「毎日出勤する場があるのは幸せ」と感じるタイプの人は、仕事を辞めないのがいい。
というかそういう結論に至るまで、10年もかかったという方が不思議なくらいです。
FIREして早期リタイアしたものの、孤独感や自己承認欲求から「FIRE卒業」する人も一定数いますが、もっと短い期間で再び働き出していますから。
誰にでも居場所は必要
「規則正しい」は別に働かなくてもできることで、規則正しく遊べば良いだけのこと。
一方、「毎日出勤する場」は居場所を求めているわけで、これも働かなくても作れますが、毎日の居場所となると難しいかも。
仕事の場合はそこに承認欲求まで満たせますからねぇ。
お金に困ってないなら働く場所はボランティアでもいいと思いますし、その方がより承認欲求を満たせるかもしれません。
求める居場所は人それぞれ。
一人でいるのが居場所の人もいれば、ネットのどこかが居場所になってる人もいるので、働くことだけが居場所ではないですけどね。
早期リタイアするなら、リタイア後の居場所について考えておいた方がいいでしょう。