2025年のGWは「節約しながら楽しむ」
・「旅行・レジャーに出かける」人は約2割、「まだ決めていない」が半数以上
・予算は一人当たり「3万円未満」が約6割。物価高や家計不安による影響も
・「キャンプで宿泊費を抑える」「おにぎり持参で1食分を浮かせる」など、さまざまな工夫でお得に楽しむ!
くふう総研による、「2025年のゴールデンウィークの過ごし方」についてのアンケート調査の結果です。
今年はカレンダー上は最長4連休と並びが良くないせいで、旅行・レジャーの予定についてはまだ決めていない人が多いのかもしれません。
そこにガソリン価格の上昇など、物価の影響も入ってくるのでしょうね。
昨年と予算が変わらないということは
旅行・レジャーの一人当たりの予算については、去年のGWと較べて「変わらない」と回答した人が63.8%となっています。
物価高騰で節約指向の中でも変わらないというのは良いことかもしれません。
一方、物価が上がっている以上は、予算が同じでもどこかで節約する必要が出てくるはずです。
ガソリンが高くなった分や宿泊費が高くなった分を、どこかで削らねば予算オーバーになりますから。
近場にするとか、外国人観光客が少なくて宿泊費が上がってないエリアにするなども選択肢の一つになりますね。
そもそもGWに旅行しなくても…
「旅行・レジャーを安く楽しむ工夫」については、用意されていた様々な工夫の選択肢に分散している印象。
やはり宿泊費を抑えるのが一番の節約ポイントになっているようですが、外食を避けて食事を持参したりスーパーやコンビニで調達という回答も。
「日程の工夫(ピークをずらすなど)」が2位に入っていますが、そもそも高くて混雑するGWに旅行しない方がいいんじゃないかと思ってしまいます。
GWや盆正月など、皆が休める時にしか(家族揃って)旅行に行くチャンスがないのが日本の現実ですけれど。
旅行は混雑期を避けて行くという人は、今回のアンケートにおいて「旅行・レジャーの予定はない」と回答したか、あるとしても近場のレジャーで済ませているのかもしれません。
旅行・レジャーについては、他の多くの人と違う行動をする「逆張り節約」も有効な手段として広まってもいいのではないでしょうか。
