#生きがいってなんだろう
このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 髙橋 薫)は、2025年4月1日~4月4日の4日間、全国の10代~70代に対し、「生きがい実態調査」をインターネットリサーチで実施し、1,400名(10代~70代男女各100名)の有効サンプルの集計結果を公開しました。
ソニー生命保険株式会社は「#生きがいってなんだろう」プロジェクトを開始したそうで、その一環として行った「生きがい実態調査」の結果です。
50代・60代あたりを中心に「仕事」という回答が多くなるのかと思いきや、意外と少ないですね。
全年代の男性で7位(20%)、年代別では40代の10位タイ(21.4%)という結果で、やりがいは感じていても「生きがい」というほどではない人が多数かな?
どの年代でも「食事」と「旅行」
では何が高いかというと、10代を除いた各年代のトップ2は「美味しいものを食べているとき」と「旅行」という結果です。
日本とフランスは先進各国と較べて基本的にエンゲル係数が高くなっていますが、「生きがい」と感じているからこその数字だとわかりますね。
男女別では、男性が3位から5位に「パートナーと~」が入っているのに対し、女性は10位にやっと1つ入っているだけで、夫婦・恋人間の温度差がかなりあるようです。
「生きがいを感じるために継続していること」の質問では、金銭的・体力的に無理をしないという結果に。
逆に言うと、無理をせずに続けられることを見つけられた・続けるペースを見つけられたということですかね。
日常のささやかな幸せに生きがいを見いだす
後半では「日常のささやかな幸せ」に生きがいを感じるのか、またそれを感じる人と感じない人の幸福度の差について書かれています。
ささやかなことを幸せと感じる人の方が幸福度が高くなるのは必然のこと。
「生きがい」と言うと、ライフワーク的な一つのことに人生のリソースを集中するイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし調査では生きがいを感じる瞬間の個数は平均8.4個となっており、いろんなことに生きがいを感じているのが実態のようです。
ささやかな幸せを見逃さないよう、感度を高めて生きたいものですね。