日本人は「要請」で十分
日本で新型コロナウイルスが欧州ほど拡がっていないのは、政府高官が「日本の国民はお願いだけで十分、協力してくれる」と言っているように、政府の号令に従う人が多いのでしょうね。
日本人にとってはそれが当たり前で、個人主義の欧米の感覚とは違うということでしょうか。
それが良いか悪いかは別にして、感染症対策という観点では効果的だったと言えるかも。
国民の「自粛疲れ」を懸念
一方で、そろそろ国民の「自粛疲れ」が懸念されるようになりましたね。
本当に怖いのは、一部の業界で「自粛の限界」が訪れ、倒産してしまうことですけれど。
本来、このケースは興行中止保険でカバーできればベストです。
会場所有者から特定の事情で貸せないと言われた時に、保険が下りるような契約になっていれば、県側も要請じゃなく貸せないと言いやすかったでしょう。
あるいは、県側が保険に入っていれば、中止にさせた上で保証をすることもできたはず。
実際は、そんなことに保険を使うのはもったいないからしないでしょうけどね。
このようなレアケースを想定しておくのはとても大変なことで、理解もされませんから。
「自粛疲れ」からイベントを求める人は増えるでしょうし、一方で開催しないと倒産しかねないイベント主催者もあり、このような事態はこれからも増えそうですね。
もしかすると政府が「保険を適用してあげなさい」と保険会社に対して「要請」をするかもしれません。
「自粛疲れ」はありません
今後、世間的には「自粛疲れ」という言葉がよく使われるかもしれませんが、私はいつも通りのひきこもり生活なので変化はありません。
もちろん、いつもならこの時期はサッカー・Jリーグを毎週楽しんでいるので、それがないのはとてもサミシイです。今は長い長いシーズンオフ的な感覚ですが。
一番の影響と言えば、Jリーグがないことで曜日感覚を失ってしまったことかもしれません。
むしろ、外国人観光客を含め、旅行客・出張客が激減してホテルが空いてそうなので、また「クルマで一人旅」をするチャンスかな、と思っています。
単独で自動車移動+レストランは利用しない(食料は道の駅やスーパーなどで調達)という旅なので、感染リスクは非常に少ないんですよね。
ガソリンも安くなってるし、高速道路を使わない旅にすればかなり安く済ませられそうです。
お金に余裕はないので、前回よりは短い旅になりそうですけど。