スマホゲームが1兆円市場に
スマートフォン上のゲームアプリで遊ぶ「スマホゲーム」市場が成長を続けている。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言で劇場などエンターテインメントが厳しい環境におかれる中、自宅での巣ごもり需要も取り込み、国内市場規模は１兆円超に。「課金」や「依存」の危うさはあるが、スマホの性能向上とともにますます魅力ある世界となっている。
売上トップ10の上位には、『モンスターストライク』、『Fate/Grand Order』、『パズル＆ドラゴンズ』と、定番ソシャゲが並んでますね。
この3つで2000億円近くですから、他のゲームがこれに食い込んでいくのは大変でしょうねぇ。
それでも一発当たれば大きな利益が出ますし、市場全体が伸びているので新しい作品が出てくるんでしょうね。
『ウマ娘プリティーダービー』は開始一ヶ月で140億円を売り上げたそうで、一ヶ月でみれば『モンスターストライク』の3倍を超える規模です。
このまま1年続くとは思えませんが、トップ3に食い込む可能性は十分ありそうですね。
サイバーエージェント株はしばらく高値で推移しそうです。
日本市場は世界市場の8分の1
日本のスマホゲーム市場は、世界市場規模が7兆7255億円ですから8分の1の規模になりますね。
最新のデータでは、世界のモバイルゲーム市場規模は約9兆円なので、それでも9分の1です。
日本市場が大きい理由は、世界的にはPCゲーム市場が大きく、一方日本はスマホゲームの割合が大きいからでしょうか。
ゲーム市場全体で見ても世界のゲーム市場における日本の割合が高いと言えますが。
日本でも「ルートボックス（ガシャ）」が問題になるか？
1兆円を超えるスマホゲーム市場のうち、その大半がガシャ（ルートボックス）を引くための課金と考えると、凄いことですね。
ガシャのための課金をしたことのない人間なので、まったくわからない世界です。
欧州ではルートボックス（ガシャ）規制の動きが活発で、日本を含めた他の国でもどうなるかわかりません。
いきなりその国の売上（課金）が激減するリスクもあるわけですね。
当たれば大きな利益をもたらしてくれる業界ですが、利益を出し続けるのは大変だと思います。
