「オレは、大丈夫。きっと早死にするから」
BIGLOBEの「年齢による意識調査(2018年)」によると、希望する寿命と言うのは77.1歳だそうです。これは平均寿命より4年から10年ほど短い寿命です。
また、同調査によると、老後に対して不安に思っている人が82.6%です。その理由としては「老後の資金」というのが第1位で76.9%です。ここから、「老後資金に不安があるので、そんなに長生きをしたくない」と考えてしまう人が多いということが読み解けます。
フィナンシャルプランナーなどが「人生100年時代」を謳って老後資金の不安をやたらと煽る風潮はどうかと思っていますが、希望寿命が短いのもどうかと思いますね。
ただしその調査をよくみると、平均では77.1歳でも、中央値で見ると「80歳~84歳」になるようです。最頻値も80歳~84歳ですね。
男性目線で見れば、ほぼ平均寿命くらいということ。この調査結果では、20代で「60歳未満」と答えた人の比率の高さが気になります。
若い世代は「どうせ年金もらえないし…」と、老後に絶望しているということなのかな?
「死ねば助かるのに…」
「早死にするという根拠は何ですか?」に対して、「自分で死を選ぶことができるから」と返すのは流石に身も蓋もないかな。
まぁ人間そう簡単に死を選べるものではないし、仮に安楽死制度ができたとしても経済的な理由では使えないだろうし。
個人的にやっておくべきだと思うのは、収支バランスを取れるようにできる限りの節約生活に慣れることと、イザという時のために頼れる国の制度を知っておくこと。
そうすれば巷の「老後資金2000万円必要!」に踊らされて、漠然とした不安を募らせたり、今を犠牲にするほど老後資金を貯めることばかりに目を向ける必要はなくなります。
それでも病気になって健康寿命が尽きた後のことは心配ですけどねー。
そうなった時は安楽死させてもらいたいです…