厚生年金は何歳まで受け取れば元を取れる?
厚生年金保険料を毎月4万円(標準報酬月額44万円)払っている人は、老後何歳まで生きれば払った保険料以上の年金を受取ることができるのか?という記事です。
話を単純にするために平成15年以降だけで考えれば、もらえる老齢厚生年金は「平均標準報酬額×5.769÷1000×加入月数」です。
30年加入であれば支払う保険料は1440万円、もらえる老齢厚生年金は年間約91万3800円なので81歳までの16年間で元が取れる計算になる…と
って老齢基礎年金はどこいったぁぁぁぁ!
厚生年金保険料は基礎年金の保険料を含む
「平均標準報酬額×5.769÷1000×加入月数」で計算されるのは、厚生年金の2階部分(報酬比例部分)だけであって、1階部分の老齢基礎年金(国民年金相当)がこれに加わります。
厚生年金保険料には基礎年金の保険料を含んでいます。なんなら専業主婦(夫)の配偶者(3号)がいる場合は、配偶者の基礎年金の保険料まで含んでいます。
厚生年金の加入は30年だけだとすると、老齢基礎年金は約58万3400円、老齢厚生年金は約91万3800円で合わせて年間約149万7200円になります。
元を取るなら10年ですね。専業主婦の配偶者がいた場合ならもっと短い計算になります。
会社負担分を加えたら2倍!
しかし、見かけ上加入者が払っている額は4万円でも、実は会社負担分として同額を収めているので、実際の保険料は8万円です。
本当の元を取るのは20年近くかかるとも言えます。何を基準にするかで変わってくるんですよね。
国民年金も国庫(=税金)から半分拠出されているので、それを考えると計算が複雑になります。
ただ、少なくとも老齢基礎年金を入れずに元を取るまでの年数を計算するのはダメすぎますわ。
自分がこれまで払った保険料については、ねんきん定期便やねんきんネットで「これまでの保険料納付総額」として記載されていると思うので、チェックしておくのがいいでしょう。
